昨日、NHKドキュメンタリー
【あなたもなれる健康長寿 徹底解明 100歳の世界】を見ました。
世界中のセンテナリアン(100歳以上のこと)に共通する事は何か?
を調査、取材した番組です。
アーユルヴェーダに繋がり興味深いことなので、まとめてみました。
まず、センテナリアンは遺伝なのか?ですが、調査の結果
遺伝的要因約25%、環境要因が75%と
誰でも健康長寿になれるという、結果が出ました。
そして、細胞炎症レベルが低いこと。
細胞の炎症は2種類あり、急性と慢性があります。
急性は傷が出来きた時の炎症ですが
慢性の炎症は細胞の老化で
免疫応答の低下による弱い全身の炎症。
自覚症状がないそうです。
この慢性の炎症レベルを低くするには
①日本人に合う食事をする
例えば、ひじきの煮物には抗炎症成分が含まれる食品
大豆、にんじん、海藻が含まれます。
腸内環境を良くするには、お味噌、納豆、醤油などの発酵食品。
魚の油には、他の油と比べて慢性炎症の指標が40%も低下しました。
②身体に一定の負荷を与える(運動をする)
階段の上がり降りでも良いので負荷を与える事で
炎症時に起きた老廃物を排泄しやすくなるそうです。
③満足感
満足感にも2種類あり
◆快楽型・・・食欲、買い物
過剰な食欲や物質欲(買い物欲)の満足感はかえって炎症レベルが上がる事が判明。
◆生きがい型・・・家族・社会への貢献、ボランティア
家族や社会の為に働いたり、ボランティアをする事で炎症レベルが抑えられる。
これについては、人間は人との繋がりの中で生きている為
生体機能にプログラミングされているそうです。
アーユルヴェーダが伝えている5000年の智慧は
慢性炎症を抑える為の行動が記されていると言えるでしょう。
アーユルヴェーダのマッサージは運動以上の効果を発揮すると言っています。
現代の私たちの環境は毎日の事で忙しく、運動をする時間が取れない方も多いです。
そんな時はアーユルヴェーダの施術に頼り、炎症を受けた細胞となったものを
排泄して行くのが良いですね。
施術を受けつつ、①~③を意識し続ければ健康長寿に近づけると思います。
健康な方は皆さん、お肌もつやつやです。
美容と健康も繋がっています。
よく、お肌を見れば、その方の腸内も良く綺麗。
と言われていますが
内側の細胞も外側の細胞も繋がっている。という事です。